September 12, 2012

スキャンスピークのスピーカー(付録)

 今日久々にお茶の水に行ってきた。 
 
 神保町、小川町(いずれも都営新宿線)はいつも通り過ぎるだけで、最近は降りたことがなかった。 かれこれ半年くらいは行ってない。

 神保町駅の新宿よりの出口から遠回りして、小川町方面に歩いていった。 昔よく楽譜を探しに覗いた古賀書店なつかしいね。 30年前から変わらない。 

 交差点を越え、書泉グランデを見に行く。 店の感じは随分変わった。 昔は整然としていたのに、何となく雑然としている。 オーディオ雑誌の所にいくと、おや?! ステレオ8月号がある。 スキャンスピークの10cmフルレンジが付録についているやつ。 へ~まだあるところにはあるんだね。 
 とりあえず買った。
 
 この後、小川町を通り越して、アキバまで歩き、アキバから帰ろうと思っていたのだが、Uターンして神保町の駅から帰った。

 家に帰って、音楽之友社のホームページを見てみたら、 バックナンバーのStereo 8月号は「在庫僅少」とはなっていたが、あるんだね。 ネットで注文すればよかったんだ。 

 さて、箱をどうしようか... 6リットルくらいはほしいな.. おっと、FE83 に使っている箱が約7リットル。 こいつにするか...でも、これ FE83 で気に入っているし、穴を広げちゃったら、もう 8cmのユニットはつけられねーしなぁ.. なんぞ悩んでいたが、やっぱり音を聞いてみたいので決定。 FE83 は波動スピーカーもどきを作ったとき、 FE83EN を外した箱に入れよう(約 2リットル)。 
 先に FE83 を約 2リットルのエンクロージャに入れ、音を出してみたが... ちゃらちゃらして全然ダメだ。 ま、とりあえずはこれでいいか.. FE83EN の時は、ここまでちゃらちゃらしてなかったのに... ずいぶん異なるものだ。  
 ちょっと迷ったが、思い切ってスピーカーの取り付け穴を拡張した。 ホントは別に作ればいいんだけどね、今手持ちの材料ないし、買いに行くの面倒くさいし..

 で、完成。 早速音を出してみよう。 

 アンプはアナログアンプ(A級動作のやつね)
 夜の女王のアリアも十分迫力があり迫ってくる。 ジュリアン・ブリーム、ジョン・ウィリアムスの duo なんかはこのスピーカーが一番いいかも。 
 チェンバロの鋭い音も嫌みな音ではない(レオンハルトのイギリス組曲)。 
 

 エージングしたらもっとよくなるのだろうか...

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September 11, 2012

付録の USB DAC つきアンプ その2

 DigiFi 付録のこの USB DAC つき アンプ、快適に使っている。 

 8cm フルレンジで使っていたのだが、スピーカーを変えてみた。 その昔(30年近く前)、購入したミニコンポのスピーカー。 12cmウーハーと5cmくらいのソフトドームのツイーターがついたやつ。 今、何かと話題になっているシャープの製品(ホントにシャープは大丈夫なのだろうか...) 本体はとっくに壊れてもうないの だが、スピーカーだけが残っている。 ここ20年くらい全然鳴らしていない。  久々に引っ張り出してみてみたが、特にエッジがダメになってもいないみたい。 
 シャープのロゴがボロボロだったので剥がしたら、接着剤のあとがくっきり、きたなくなってしまった。 全然関係ないが 'JBL' のシールがあったので、貼ってみた。 JimLanのインチキ品のできあがり? 

音を出してみると、これまた予想外に聴きやすい。 柔らかい音でとても快適。 小音量かつ至近距離で聴くのにはちょうどいいかも。 

 こんな感じ。 iPhone で撮ったのだが、われながらひどい写真だ、傾いているし。 補正すべきだな。

20120911_195845

 チェロの音がいい。

 下はかろうじて 60Hz 上は 16KHz までは聞き取れるがそれ以上は私には聞こえない。 歳には勝てないね。 20KHz くらいまではでるのかな? 18KHz で音圧を感じることはできる。 

 この付録はよかった。 ホント。

 

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September 05, 2012

付録のUSB DAC つきアンプ

 先日DigiFi 2012夏号 no.7 を購入した。 付録が目的。 USB DAC つきアンプだ。
 
出版社は異なるが、ステレオ誌に面白い付録(スピーカーユニットとかデジタルアンプとか)が頻繁にあるのだが、いつも買い損ねている。 

 今回手に入れたのはたまたま。 見つけたので買ってみた。

 USBバスパワーで 10w+10w の出力ってどういうこと? と思ったのだが、とんでもなく「なんちゃって」10wだった。 小出力のときにコンデンサーに電荷をためておきピークに備えるのだそうだ、結果ピークでは10wくらいでるらしい。 ものの数mm秒だろうが。

 Ubuntu 12.04 のマシンにつないでみた。 スピーカーは8cmフルレンジ(Fostex)、箱は1.8リットルバスレフ。 おや??意外に良い音。

 ちょいともうけものだったかな...

 100円ショップのカード入れでケースを作ってみた。 軽いので底面に鉄板を貼り重りにした。 ゴム足をつけてこんな感じ。

Digifi_amp

 
 メインマシンは 古いonkyo の SEU55 を使っているので、Ubuntu マシンで使っていよう。

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August 29, 2012

安いデジタルアンプを買ってみた

 一昨日、Amazon を見ていたら Lepai LP2020 というデジタルアンプが ACアダプタつきで 3120円だった。 
 若松通商で買った TA2020-20 のキットは電源やら、入出力端子やら、ボリューム、ケース(もっともこれは 100円ショップを利用したが)なんかで 7000円くらいかかった記憶が... 完成品で、しかも電源もついている。 (今日8/29見たら2860円だった、安くなったね)
 とりあえずポチッと... 
 
 昨日午前中に着いた。 早い、24時間経っていない。 
 梱包を開けてみると、箱はつぶれていた。 Amazon のページに「箱は汚れつぶれ等ある、本体も擦り傷などついていることがある」と書いてあったがその通りだ。 本体は傷もなくきれいだった。 AC アダプタは本体に比べるとでかい、PSE マークがついていると書かれていたのだが、マークはなかったよ。 
 早速音を聞いてみる。 なるほど、キットのアンプと同じような音だ。 くやしいが、キットの音よりよく感じる。  TA2020-20 という IC はホントに CP が高い。 
 A級動作のアナログアンプと比べると、音の圧力が足りないように感じるが非常に聞きやすく素直な音。 値段は100分の1だ。 なんだかなぁ~  消費電力も少ないし、タマゴが焼けるほどの熱もでないし(上記のアナログアンプはものすごい熱、そのためにファン2個使って冷やしている)。
 
 バッハのチェロ組曲、モーツアルト魔笛、レクイエム、ビバルディ調和の霊感、シューマン幻想曲と聞いた。 聞き込んでいくと少し音のバランスがよくなった..慣れたせいか、エージングがきいたか、それはわからん。
 
 もっとエージングしたらどう変わるのだろう、楽しみだ。
 
 反日と騒いでいるところの中華アンプも侮れない。
 
 
 
  

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May 14, 2012

波動スピーカー 結末

 この「波動スピーカー???」もどき、結論としては、

 部屋の壁に反射するくらいの、ある程度の音量になると部屋全体に広がる。 売り文句のどこで聞いても...とか無指向性とかが実感できる。 音量が小さすぎると、かえって縮こまった感じになる。 

 音は、要するにFOSTEXのFE83EN、それ以上でもそれ以下でもない。 ただ、ユニットが横を向いているので、「カド」のとれた音とでもいうべきか...

 売りの一つである、「定位感」は普通のスピーカーの方が優れていると思う。 ビバルディの調和の幻想 op3-11 を聞いているとよくわかる。

 「リラックスし、心をき放つ」ことができるのかは、人によるだろうな。 私は普通のスピーカーでも、リラックスできるし、「心を解き放つ」という状態がどのようなものなのかはわからないが、音楽に没頭することはできる。 (楽器を弾いているときはとくにだけど)

 
 エンクロージャは紙ではなく木の方が良いと思う。 某メーカーが「紙」にしたのは原料の原価、加工のしやすさがいちばんの理由だろうと思う。 おそらくは木材を円筒に同一の品質で加工することができなかったのだろうな。 「紙を何枚も圧着して...云々」は真相はわからんな。 案外ボイド管みたいなものを使っていたりして... (厚みは違うが)

 私のは、手持ちのパーツが99%なので、200円しかかからなかったけど、概算すると スピーカー FE83EN が2,700円くらいか(2本で5,400円) スピーカーターミナルが500円くらいだ。 あとはバッフルの板、MDFなら300円くらいかな? あとはボディに使った紙200円、接着剤、吸音材、ケーブル、で1,000円もあればお釣りがきそう。 
 合計でも 7,000円くらいだ。

 某メーカーの波動スピーカーも似たり寄ったりだろう、材料は我々一般人が購入するより安く仕入れできるはずだから。 ま、仕上げが全然違うからもうちょっと金はかかっているだろうが... それでも、人件費、流通経費等考えても50,000円程度が適正価格なのでは? と思うが。 
 もっとも、安くするとかえって売れなくなるんだろうな。 ま、スピーカーも2本いらないから「10万円」というのも安いのかも...?

 音ものは、価格があってないようなものだからな。 本人が価値を認めるかどうかだから。 
 
 とっても、面白いスピーカーであることは確かだよ。

 
 
 

 

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May 12, 2012

「波動スピーカー」その4

 ユニットを付けた。 吸音材は両スピーカーそば5cmくらい幅で円周に粗毛フェルトを貼った。 

Image2

 さすがに前の5.7cmユニットに比べると音は格段の違い。 間違いなくFE83ENの音だ。 少し音を大きくすると部屋全体に広がってくる。 夜の女王のアリアも上手上方から聞こえる。 ユニットから出る音の大半を横から聞いているので、音のエネルギーはあまり感じないかな... 普通の箱に入れていたときは、かなりの迫力で迫ってくる感じがしたのだが、この円筒両端にすると迫ってくる感じはなくなる(夜の女王アリアの話)。  

 少し小さめの音で確認したのだが、14KHzから上は音圧も感じない。 下はかろうじて60Hzが出ているというところだ。  普通の箱だと16KHzでも聞こえたのだが... もう年齢が年齢なので、16KHzから上は音圧を感じるだけなのだが、普通の箱だと18KHzでも音圧を感じることはできたのだが、これはできない。 

 こいつはBGM用だな。  なんとなく音楽を流しているのにはうってつけかも。   でも、「音楽」を聞こう!と思ったら、普通のスピーカーの方が良いかも。 

 せっかくボディは紙を貼りあわせて作ったのだが、あまり意味はなかったかな。 自作されている他の皆様方のようにホームセンターでボイド管を手に入れたほうが綺麗な円になってよいかもしれない。  ま、余計な手間をかけて紙を張り合わせたので、出費は少なかったけど...(かけたお金は手持ちの物をのぞいては100円ショップで購入した厚紙と色画用紙(計200円のみ)

 

 せっかく作ったからBGMに使おう。

 

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May 11, 2012

「波動スピーカー」 その3

 今度は本物に近いように作ってみようと思った。 なんでこんなのにこだわるのか自分でもわからないのだが、気になってしょうがない。 

 FE83EN のスピーカーは元々パソコンの音出し用に作ったのだが、現在はいい加減な6cmユニットのヘンテコスピーカーに変えたので、ユニットを外して波動スピーカーを作ろう。 

 某メーカーの本物のFE83Eバージョンは直径16cm、長さ40cmだそうだ。 それに合わせて作ろう。 バッフルにバスレフポートをつけているようだが、 今回はボディにつけることにした。

 本物のエンクロージャは、紙を何層にも圧着して作っているそうなので、厚紙を二枚、それに色画用紙(黒)の合計三枚を貼りあわせる。 でんぷん糊(ヤマト糊)と柿渋を混ぜたもので貼り合わせ、3日ほどおいた。 柿渋を混ぜたのは防腐のため。 でんぷんだとカビが生えちゃうかも...と思った。 (柿渋と糊を混ぜるととんでもなく「ダマ」になって使いづらくなるので、貼ってから柿渋を塗ったほうがよかった)  一応重り(本、雑誌、水を入れたペットボトル)で圧力をかけたが、あんまり効果はないかも。  厚みは2mmまではないが、ほぼ近づいた。 

 バッフルは家にあった木材を使ったが、はっきり言ってなんの木なのかは分からない。 わりと木目が揃っている。  木を切り加工するのが面倒くさかった... ホントに簡単に加工できる工具がほしい... 

 紙が結構な強度で固まったので、丸い筒にするためにゆっくり丸め、くせをつけるため、輪ゴム数十本で一日放置。  

 と、ここまで4日間。

 で、今日は筐体を組み立てた。 紙にバスレフポートの穴(直径6cm)を開け、スピーカー端子を付けた。 バスレフポートは直径6cm長さ8cmで作った。 容積は約8Lだが、補強材などで多少は少なくなる、計算上共振周波数は90Hzくらいだ。
 
  また、ダンボールで補強材を切り出し、ボンドでくっつけた。 ほぼ固まったが、あと一日おいておくつもり。 こんな感じ。

Image1    

 完全に乾いたらとりあえずユニットを取り付けて鳴らしみる。 その後、表面処理を考えよう。 また柿渋ぬるかな... ニスにしようかな...

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May 07, 2012

「波動スピーカー???」その2

 自作の手抜き「波動スピーカー???」、 今日、お昼ごろから夕方まで鳴らしてみた。 音量はごく控えめ。 時折、鳴っているところを錯覚する。  ユニットがショボイのが残念だ。 某メーカーがFE103E、FE83Eを選んだところは極めて妥当な線だな。 FEシリーズでホントに作ってみようかな。
 
 BGMにはぴったりだ。

 最初はキンキンしていた音も随分落ち着いた。 100Hzくらいまではなんとか出るようだ。 上はかろうじて16KHzというところか... 口径が小さいからもう少し上まででるかな..と思ったが、音圧も感じない。 

 柿渋を塗って色がニッ○ンハムのギフトのハムみたいな色だったが、少し赤みが出て感じが変わった。 

 魔笛の夜の女王のアリアを普通の箱のFE83で聞くと迫ってくる迫力があるが、こいつにはない。 ユニットのせいか、構造のせいかは同じユニットで確かめないといけないけど。
 
 面白いということは充分わかった。 

 「波動スピーカー」なんて変なネーミングで売らなければ良いのにと思うな。 円筒の両端にスピーカーをつけるというアイデアは別段珍しくもない。 でも、常識で考えたら、エンクロージャの共振は極力抑え、左右のユニットの干渉(背圧)をどうさばくかということが、問題になるけど、こいつは背圧も気にせず、エンクロージャを積極的に共振させようという... それを売りにしてしまうのだから、すごいといえばすごい。 
 「特許はとっていない」って、どこかで読んだが、そもそも特許なんか取れるような代物ではないだろう。
  ホームページを見ると色々書いてあるが、「波動」に関する原理なんか何もない。 そもそも、「なんの波動」なんだ? 「音波」も「波動」だから、世の中の「音」を出しているスピーカーはすべからく「波動スピーカー」だけどな。 
 もっとも、書いてあることほとんどが胡散臭いけど。  

 某メーカーの「波動スピーカー」機会があれば聞いてみたいものだ。 だいたい予想はつくけどね。 よくも悪くも FE103E(FE103ENか?)の音なんだろうな。 

 話は関係ないが...「波動スピーカー」で検索したら出てきた、「寺○スピーカー」のこと。
 寺○スピーカーも訳のわからない「理論」で余計なことは言わずに、売ればいいのにと思うよ。  固体に伝播する振動波は横波、縦波があるのはわかるが(例えば地震波、P波が縦波、S波が横波というのはよく聞く)、気体に伝わる音波は疎密波のいわゆる「縦波」だけだろう、電磁波じゃないんだから。 じゃないと人の鼓膜が揺れないと思うけどね。 仮に、気体中も横波で伝わっているとしても、それは鼓膜で感じることはできないものだろう、空気から直接骨伝導するのか? 「横波」だから遠くまで届くというのは間違っていると思う。
 例のバルサ材の振動板のスピーカーもバルサの中では横波も生じているだろうが空気を揺らす時点で、疎密波しか出ないのじゃないのか?   
 音に自信があるのなら、それでいいじゃんと思うけど。 

 

 ま、どちらにしても、買うほうが価値があると認めれば対価を支払って購入するんだからね。

 かの、○倉智×さんも「波動スピーカー」の価値を認めたから購入したのだろうし。 

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May 04, 2012

波動スピーカー???

 若いころ結構オーディオに凝っていた。 といっても、そんなに「製品」に金をかける方ではなくて(お金なかったし)、スピーカーのエンクロージャを作ったり、アンプを作ったり...の方の凝りかた。 ま、カートリッジのリッツ線やスピーカーケーブル、ピンコードを変えて、「音が変わった!!」と喜んでいたけどね。 音が変わると喜んでいたなぁ... 我ながらアホだ。 

 
 スピーカーは結構な数作った。 アンプも 6BM8、6CA4 何ぞ使って作ったね... 昔は真空管安かったから..今じゃとてもじゃないが作る気がしない。 デジタルアンプを作った方が安上がりで電気も食わないし良いかも。 トランジスタのアンプはキットで組んだくらいだな。

 で、先日スピーカーのエッジを張り替えて以来、ちょいとぶり返してきた感じだ。 スピーカーのセットも今も7セットあるし、これ以上増やす必要もない。FE83ENを使ったものを除けば、どれも結構年季が入っているけど。 (ついこの間作った6cmユニットのスピーカーを入れれば8セットだ)  一番気に入っているのはFE83(初代)の7Lの箱に入れてあるスピーカー。 これで、夜の女王のアリアを聞くと最高。 

 前フリが長くなった、タイトルの「波動スピーカー」、こんなのあるんだね。 色々調べてみたけど結局この構造はわからないみたい。 たくさんスピーカーを作っていた時に円筒の両端にスピーカーユニットをつけた見かけは似ているものを作ったことがある。 ただ、その時は極力エンクロージャが共振しないように、また、左右が干渉しないように作ったから、某メーカーの「波動スピーカー」とは違う。 結局あんまり面白くないスピーカーだったので、ユニットは普通の箱を作って使いまわした。 今も使っている10cmのフルレンジだ。  
 この某メーカーの「波動スピーカー」はエンクロージャに共振するらしい。 それに、ユニットの背圧もそのままほったらかしみたいだ。  左右の背圧同士がぶつかり合って「ゼロバランス」状態になる、なんてなことが書いてあったが、ありえない。 理論上おかしな話だ。 
 吸音材に特別な仕組みがあって、波動を発生させるんだそうだ。 「音波」も「波動」なんですけどね... それ以外の「波動」も出すらしい。 ワインの味が変わるそうだ... ここまで来るとちょっとね。 どこかの教祖みたいだ。
 
 あの、知ったかぶりの小○×昭さんが、絶賛したそうだ。 うーむ、ますますうさん臭い。

 価格も材料(MDFと紙、FE103Eその他)で、あれは出せないよね~ ま、ノウハウや「波動を出させる素材」(?)や「紙を何層にも圧着したエンクロージャ」にお金がかかっているのかもしれないけど... 
 でも、「エンクロージャに共振させる」とか言う割に「革張り」なんてのもあるんだね? ちょい不思議。
 あとはアンプも細かい仕様が全然書いていなくてわからないが、まさかTA2020-20 あたりのデジタルアンプICじゃないだろうな... (8w+8w だとフィリップスかなんかのデジタルアンプICがあったような気がしたので、検索してみたが出てこなかった) もし、TA2020やヤマハのデジタルアンプ使っているようだど、ボッタクリも良いところだ。 10倍くらいの値段になっているよね。
 デザインが「良い」と書いてあったが、私は全然良いと思わない。 ただ、普通のスピーカーとはちょっと違う、ってだけで、格好良いとは思えないけどねぇ。 
 リッツカールトンホテルが採用したって誇らしげに書いてあったけど、だからなんだ? 単に普通のスピーカーより面白そうだからじゃないのか? 
 
 そんなわけで(何が「そんなわけ」なのかは置いといて)、ちょいと作ってみよう。 紙と木でできているそうだから(おお、紙と木なら日本家屋にぴったりじゃん、今気づいた)、全部「紙」で作ちゃお。 ホントは木を切るのが面倒なだけだけど。 
 ユニットは5.7cmと中途半端なユニット(C57なんちゃらというSLみたいな型番のもの、メーカーもなんにもわからない、8Ω2w)。 これは随分前に壊れたラジカセから外したやつ。 
 本物は10cmのユニットで直径20cm、長さ40cmの大きさだそうだ。 ということで、直径12cm、長さ24cmで作ってみた。 B4サイズの厚紙が割りと大きさが近い(25.7X36.4cm)。 問題は、厚み。 手持ちにある厚紙(先日エッジの張替えの時型紙を作るために使った)は 0.5mm厚。 本物は2mmあるそうだ。 貼り合わせるのも面倒だし... といって、このままでは強度が問題ありそうだし、厚紙自体柔らかめであんまり共振しそうもない。
 そこで、柿渋を塗ることにした。 塗りムラをわざと起こせば木目風に見えるかも...という安易な発想で、柿渋を塗る。 一度乾かして二度塗った。 どうせならと3日かけて三回塗った。  紙を叩くと結構な具合で響く音、なんかいいじゃん。 でも、塗りムラは汚いだけで、木目に見えない... 
 (ボイド管で自作している人が多いみたいだが、買いに行くのが面倒くさい)
 バッフルは本物はMDFのようだが、ダンボール。 ま、なんと安易な... ダンボールを直径12cmで4枚切り出し、2枚はスピーカー用に直径5cmの穴を開け、残りの2枚は直径10cmの穴をあけ、幅2cmの枠を作ってエンクロージャの補強用にした。
 バスレフポートは3cm、開口部は直径2.5cm。 エンクロージャの容積がおよそ2.7Lだから共振周波数は100Hz前後。 ただ、このユニットのF0がわからないので、適正かどうかは疑問だ。

 さて、筒を作って、接着剤が固まったところで、バッフルを筒にはめ込んで仮組み。 寸法がギリギリなので、接着剤なしでも結構とまる。  

Image1

Image2

 こんな感じ。 仮組みで、仕上げはしていないので、汚い。 それにしても色ムラが... 木目に見えねかな~と思ったんだけどね...ちゃんと塗ったほうが良かった。
 エンクロージャは柿渋効果で爪で叩くと「カン」と音がする。 強度も大丈夫そう。

 鳴らしてみると...なるほど、無指向性という感じで、確かに音像が広がっているかも。  ま、ユニットがそれなりなので、良い音というわけではないが広がりは感じる。  でも、それだけだ。 
 音の立体感という点ではマトリックススピーカーの方が良い。 
 バイノーラルマイクの逆だねこりゃ。 スピーカーの開口部を塞いでみるとエンクロージャが共振しているのがよくわかる。(本物はどうなのかよくわからないけど)
 モーツアルトのレクイエムを聞いていると横に広がって、大昔(23,4歳の頃)カテドラル聖マリア大聖堂で聞いたコンサートを思い出した。
 少し吸音材(ウール)を入れるとややおとなしめの音になった。  もう少し調整してみよう。

今度は本物と同じFE103Eで作ってみるか... 

「波動」を発生させるというシート(吸音材?)の秘密は....

 でも、そんなもの「発明」できたらノーベル賞もらえるんじゃないのか? 

 

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May 01, 2012

あまりものユニットでスピーカー

 片付け物をしていたら、6cmのスピーカーユニットが出てきた。 刻印も何もなく 6Ω10Wと書いてある。 10年くらい前、何かから外したやつ。 どこのメーカーなんだろうね。 
 小さいスピーカーでも作ってみるかと思って、1cm厚のMDFで 10x10x10cm サイズで作ってみた。 吸音材は手持ちの粗毛フェルト。
 MDFをボンドで貼って箱にしてからヤル気がなくなっちゃて、一週間ほどほったらかしだった。 でも、そのおかげでボンドは完全に乾いた。

 作ってみると、このサイズ(ユニット6cm、箱0.81L)で、密閉だと、詰まった感じの音だし、低域が悲しいほどだ。  チャラチャラしてる。  密閉型が好きだといっても程がある。
 

 バスレフにしようかな~と思ったが、どうせなら、少し変えようと思った。 スピーカーと共鳴箱の間をダクトでつなごうと思った。 長岡鉄男さん設計のスワンみたいな感じ。 あれほど精密でも、規模も大きくないけどな。 バックロードホーンほど作るのが面倒くさくないし。 

 ダクトは塩ビ管とか色々考えたが、まず金をかけないということに主眼をおいたので、缶詰の空き缶。 母親が朝はパンを食べるのだが、サラダを作っても食べないので、フルーツの缶詰(小さいやつ、高さ5cm、直径6cm)を利用している。 お陰でこの「缶」がたくさん。 燃やさないゴミは月2回しかこないので、結構な量がたまる。 こいつを三個、ゴム系接着剤でつなげた。 内側と外側にフェルトを貼った。 
 共鳴箱は、100円ショップにあった小物入れ、板厚6mmくらい、底板は2mmくらいしかなくて、箱鳴りし過ぎると嫌なので、ダクトの穴を開けてから、液体ゴムを流し、2cm四方のタイルみたいな石をランダムに側面を含め16個貼った。 といっても、右、左chそれぞれ同じように貼った。 ゴムが充分乾いたら、蓋に6mm厚のMDFをつけた。 ひっくり返して底板部分が上になる。 
 共鳴箱がおよそ0.9L。 ダクトが0.4L。 あわせて2L少しというところだ。 
 

 計算上は共振周波数が120Hz位になるはずなんだが... 

 こんな感じ。 上だけニスを塗ってあるので、テカってるけど。

Image1

 さて、音は... 笑っちゃった。 なんだこれ... 確かに音域は広がっているけどねぇ。 測定器があるわけではないので、正確にはわからないが、60Hzくらいまでは出るみたいだ。 共振周波数は140Hzくらいだ、たぶん。
 高域は18KHzくらいまでは出ているかな? 16KHzまでは聞き取れた。 あとは音圧を感じるだけだ。 若いころは20KHzまで聞こえたのに...

 2時間くらいならしていたら、結構慣れてしまった。 穴を塞ぐと低域が足りなくなるので、確かに効果はあるね。  うるさい音かなと思っていたのに、柔らかめの音であんまりきつくない。 エージングするともっと変わるのかな?

 オーケストラとか楽器がいっぱいある曲はあんまり向かない(解像度が足りないとでもいうのか?)。 シンディ・ローパーの True Colors が結構良かったかも。 意外だったのはチェロがよかった。 Paul Tortelier のバッハのチェロ組曲が良い感じ。 

 よし、パソコン用のスピーカーにしよう!と思って、スピーカーを入れ替えた。 今までパソコン用に使っていたのは、FE83EN を使った2Lのバスレフ。 あ、アンプは若松通商で買ったデジタルアンプキット(TA2020-20を使ったやつね)。 手のひらに乗るくらいのアンプが作れて予想外に良い音。
 このアンプキットもう一台購入して、FE83(初代)のスピーカーを鳴らしている。 FE83ENはバナナの皮のコーンだそうだが、初代FE83は紙コーンだ。 音の傾向が全然違うね。

   

  
 

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