バッハの魅力
色々考えたくないことや、集中したいときバッハを弾く。 難しいことを考えながら、アナライズをして弾くのもバッハなら、ただ音符を追いかけ音にしていくのもバッハだ。 無心にバッハを弾いていると音楽に入っていける。
残念ながらギターの曲はすべて編曲物だ。 リュートのための組曲4曲と、クラビアにもあるプレリュード、バイオリンソナタやオルガンにもあるフーガ、そしてバッハの作か疑問視されているプレリュード、フーガ、アレグロ。 後はデュアルテなどの編曲のチェロ組曲のいくつか。
こういったところがメインだ。
よく弾いているのはチェロ組曲3番、リュート組曲3番、プレリュード、フーガ、アレグロかな。 全体ではないがリュート組曲1番のジーグはギターを弾く度に弾いている。
昔は極端に声部を意識しすぎていたこともあったが、最近はさらっと弾いている。 流れを止めないように。
とくにチェロのための組曲は単旋律で複数の声部を表現しているから、意識しすぎると流れを止める原因にもなる。 チェロの演奏で言えばP.フルニエの演奏みたいな演奏がいいかもね。
チェロ組曲3番はギターだとイ長調の編曲が多い、(私もデュアルテの編曲を使っているのでイ長調だが)やっぱりチェロのハ長調を聞くとハ長調で弾きたくなる。 編曲もバッハはシューマンなんかよりあまり調性に対する違和感は多くないのだが、チェロのハ長調になれてしまうと、イ長調がちょっと気になるのだ。
もちろんバッハ自身も、楽器の特性に合わせて調性をかえて曲を書き直しているから、ギターでイ長調で弾くのもアリなんだろうが。
もっともそんなことを言っていたら、他の作品もそうだ。 リュート組曲2番、3番、フーガ、プレリュード、フーガ、アレグロなどなど。 移調してあるから弾きやすい、弾けるということだものな。
とまれ、バッハは難しい。 でも、音に出していけば音楽に入り込めるのはこのひとの作品だからか。

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