« June 2014 | Main | September 2014 »

July 12, 2014

母ついに逝く

 今日仕事から帰ったら、母親が亡くなっていた。  本当は仕事を休んで一緒にいられたら良かったのだが.. 生活のことも、この人にかかる費用も稼がなくてはならないので、ぎりぎりまでは仕事に行こうと思っていた。
 一人で逝かせてしまった。

 今朝は普通だった。 
 顔、手足を拭いてやり、
私  「じゃ、仕事行ってくるからね」
母  「うおうけて(気をつけて)」
 といういつもの会話で家を出たのだった。

 昼も夕方も介護ヘルパーさんからは何もなかった。  昼と夕方のヘルパーさんの間には訪問看護にも来てもらっている、それも何もなかった。 連絡もこなかったしね。
 記録を読んでも、夕方16:30 から入ったヘルパーさんとなにやら話をしたらしい、訪問看護で「吸引(痰の)をやってもらって楽になった」と言っていたと書いてあった。 ここまでは普通どおりだったんだね。

 夜家に帰る。 いつもだと明りをつけると「おあえり(お帰り)」という声が聞こえるのだが、今日は聞こえなかった。 眠っているのかなと思った。 

 もう息をしていなかった。  まだ温かかったので、もう少し早く帰れれば間に合ったのかもしれない。 眠るように息を引き取ったようだ。  苦しまなかったのかはわからないが、いつも寝ている通りになっていた。

 今起こせば目を覚ましそうな感じだった。 


 訪問看護、往診の医師、ケアマネに連絡した。  

 ケアマネが真っ先に来てくれた。 その後往診の医師が来てくれて、死亡診断書を書いてくれた。 
 大往生だよ、二度目の脳梗塞から6年、良く頑張った。 食べ物を食べなくなって三週間と少し。 口から水も飲めなくなって点滴を始めて一週間。 つらかったかな。 何も言ってなかったけど。

 今日は台風のせいで蒸し暑く、心臓が耐えられなかったのかなとも思う。 今は実感もわいてこない。 手を伸ばせば今にも起きてきそうだ。  穏やかな眠り、呼吸はしていないけど。  いろいろ辛かったろうが、たくさんの人たちと触れあえた。 ヘルパーさん、訪問看護、訪問リハビリ、往診の医師の皆様。  頑固だが、結構なさみしがり屋だったから、さまざまな人が訪れてくれて良かったのでは?と思っている。 
 もう痰が絡んで苦しいこともない、点滴を嫌がることもない、ゆっくり休んでくれ。 

 後はオレの仕事だよ。 

 お休み。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« June 2014 | Main | September 2014 »