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May 05, 2010

ソル ソナタ op22 第一楽章

 ソルのソナタop.22   第一楽章、第二楽章がソナタ形式、第三楽章メヌエット、第四楽章ロンドという典型的な古典ソナタだ。
 そのうちの第一楽章の思うところを...
 
 第一楽章 ハ長調 ソナタ形式。 非常にわかりやすいソナタ形式で、繰り返しのフレーズが多く譜面は覚えやすい。 
 冒頭の主和音、属和音、主和音に始まる20小節は、ちょいと期待させる始まり方だ。 でも、大きく展開部で特に扱われることもない、再び出会うのは再現部の冒頭。 ただ、3小節目と7小節目の音型は、この曲全体を支配する音型だ。 第二テーマへの経過句、また第二テーマも基本的にはこの音型を有効に活用している。 
 展開部は変ホ長調の主音の連打で始まるかとかと思いきや、変イ長調のふりをしている。 やっぱり変ホ長調だよ~という感じ。ここでの音型は第一テーマから第二テーマへの経過句の音型を使っている。  減七の和音を経由してハ短調、属音のオルゲルプンクトを使いト長調へ向かっていく。 属調の経過句を過ぎるとなつかしいあの第一テーマ。 懐かしい人に会ったような感じ。 
 コーダは低音の動きが美しい。 最後の主和音の連打、そして、第三音を重ねた主和音のだめ押しは印象的だ。 個人的には第三音は上の e だけで良いと思う。 その方がすっきりするが、続く第二楽章が低音を省いて始まるので対照させるために重ねたのだろうか。 この楽章だけを弾くのなら第三音は一つだけの方が良いかもしれない。
 
 この第一楽章は非常に楽しい。 転調も大きくどっかへ飛んでいくこともないが、ハ長調のおかげで、変ホ長調、ハ短調とギターの響きにくい調性へ転調していくので、効果はある。 
 普通はこれだけ繰り返しが多いと、何だかな~という感じになるのだが、この曲はそれを感じさせない。
 
 
 
 
 
 
 
   

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