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October 21, 2009

シューマン 幻想曲

  若い頃、シューマンが大好きで20代前半はシューマンばっかり聴いていた。 今もシューマンは好みの作曲家で、 この人の音楽を聴くと若い頃のことも思い出したりする。  といっても最近はメンデルスゾーンのピアノトリオとか、シューマンのピアノクァルテット、クインテット、それにモーツアルトばかり聞いているが..


  シューマンのピアノの曲のなかでは 幻想曲 op17 が一番好きだ。
  ということで、昔のレコード(CDじゃないところが....古い!)を引っぱりだして聞くことに。 マゥリツィオ・ポリーニ。

 第一楽章のロンド形式かと思うくらい第一テーマが何度も出てくるソナタ形式。ハ長調だが、不協和音の解決が後の方になるため、確たる意志をもってハ長調だと決められない。 しかも、出だしからハ長調のドミソの和音は出てこない。 属音の上をさまよっている。 確かに「幻想曲」だ。  変ホ長調になったり、第二テーマがハ短調だったり、再現部の第一テーマがハ短調で戻ってきたり、やり放題。 古典の「ソナタ形式」の枠にはおさまらない。 私もちょこっと曲を作ったりするが、ソナタ形式で作ると結構かっちり作ってしまう、そこが凡人の悲しさなのかもしれないけどね。 
 第二楽章は一転して元気だ。 変ホ長調で始まる。 でも、この楽章ははっきり「変ホ長調だぞ」と高らかに歌い出して始まるので居心地が良い。 この曲もシューマンらしい音型が詰まっている。
 第三楽章。 静かな主和音のアルペジオから始まる。  このアルペジオもくせ者だ、全く幻想的。 古典作家ならやらない進行だろうね。 この楽章も一応ソナタ形式。 第二テーマは変イ長調だけどね。

 全体として、シューマンが充満している音楽なのだ。   
 でも、やっぱりシューマンのピアノの曲のなかでも一番だと思う。 まとまりのないこの人の作品のうちでは結構まとまっていると思うし(そうでもないか...)。 

 
 

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