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August 16, 2009

ついていない彼女

 彼女はとてもついていない。  25歳の時ある病を発症し、ほとんど直らないかもしれない。 腎臓が悪くて、疲れるとすぐ蛋白がでてしまう。  しかも、ストレスなんかのきっかけで過呼吸になる。 結婚しても子供はできないだろうと言われてしまった。 それなのに、ひと一倍子供が好きだ。  
 東京で保母さんをしながら、一所懸命一人で生きてきた。  田舎の父親は音信不通、病弱な母親は祖母と二人で精一杯、彼女の帰る場所はなかった。
 
 そんな彼女が恋をして、一見優しそうだった彼とはうまくいっているようにも見えた。 病気のこともわかってくれて、頼りがいのあるひとに思えた。  
 しかし、一緒に住み始めると彼は変わった。  優しさは表面だけで、冷たい男だった。 彼女が二度過呼吸になり苦しんでいるときも、ただ見ていただけだったし、 彼女の病気を厄介者の目で見るようになった。  彼女は彼と別れたいと思った。 でも、行くところがなかった。
 
 そんな人の相談を受けたら、一体どうすればよいのだろうか。

 ま、あとりあえず彼女の生活基盤を確保し、彼とは別に暮らせるようにしたのだが. これからずっとと言うわけにも行かない状況だ。 

 彼女の受難はいつ終わる...

 
 

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