映画「クローン」
「クローン」のDVDを見た。 これがフィリップ・K・ディックの原作だと聞いたからだ。 今まで知らなかった。 でも「クローン」なんてP・K・ディックにあったかなぁ...と思った。 プレーヤーにセットしてスタートしてわかった。 'Imposter' とタイトルが出た。 本の方は確か 'Impostor' だった。 *er でも *or でも正しいんだよね。 ハヤカワ文庫では「にせもの」と訳していたっけ... 「クローン」じゃないじゃんか、ちょっと違うゾ。
物語の基本的なプロットは変えてはいない。 元々が短い小説だから、ふくらませてはいた。 原作との差に違和感はあるが、面白かった。 ラストの部分は原作の「爆発はケンタウリ星からも見えた」の一文のように、宇宙空間から爆発した部分を引いて見せて欲しかったなと思った。
今まで、P・K・ディックの作品で映画化されたものを見たのは、名作「ブレードランナー」、「トータル・リコール」、「マイノリティ・リポート」だった。 それぞれ原作とは随分違う。 これらの作品の原作との差に比べたらこの映画の方が原作に近い。 「トータル・リコール」はシュワちゃんのアクション映画になっているが、原作「追憶売ります」は別にアクションものではないし、物語も違う。 「ブレードランナー」と原作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?}とではまるっきり違う物語だ。 もっとも映画は名作中の名作だと思うけど... 「マイノリティ・リポート」はラストが全然違うし、映画より原作の方が面白い。 私には、トム・クルーズがいまいちイメージに合わないしね。
そういえば「マイノリティ・リポート」は随分前から映画化の話があったようだ。 一番最初に聞いたのが、20年近く前だったような気がする。 実際映画になったのは3,4年前だよな、確か。 その割にはできはあまりよくない。
ま、一番は「ブレードランナー」だけどね。 ハリソン・フォードもルトガー・ハウアーもショーン・ヤングもいい。 「レディ・ホーク」のルトガー・ハウアーより絶対こっちの方がいいし、「デューン」のショーン・ヤングよりこっちの方が遙かにいい。 ハリソン・フォードだって「レイダース」や「スター・ウォーズ」よりいいんじゃないか? 監督はリドリー・スコットだし、デザインがシド・ミードだしね。
この「クローン」は「ブレードランナー」の次くらいからなぁ...

Comments
F.K.ディックって誰だよ?
P.K.ディックのそっくりさんか。
Posted by: oddman | September 15, 2004 at 12:34 PM
あはは、間違えた... 最初「フィリップ」って日本語で書いてたから「F」にしちまった。 ご指摘ありがとうございました。 あーーーはずかし。
早速直しますデス...
Posted by: 本人 | September 17, 2004 at 10:50 AM